2014年、日本は開発途上国へのODA(政府開発援助)を開始してから60年を迎えました。この間の経験の蓄積は相当のものですが、その経験は必ずしも活用可能な知見(ナレッジ)として「体系化」されていないという課題を抱えています。国際協力に関する多様な情報が飛び交うなか、その交通整理がなされておらず、「本質的な部分」がより見えにくくなってしまっていることも問題に拍車をかけているといえるでしょう。
本サイトは、こうした状況の改善に少しでも役立つことを目指し、国際協力のコアとなる知見を整理、発信、共有するヴァーチャルなラボ(研究所)として開設したものです。